注)キャラがメタな話し方をしているので苦手な人はレッツリターン
(わかりにくい例え:漫画のキャラが「俺漫画の登場人物だから死んでも生き返れるもん!」と豪語する。自分が漫画の登場人物であることを認識している)

サックス→クラーリィ風味



***





 たとえばホルン様のことを主従を越えて愛しちゃったクラーリィとか。
 パラレル世界に住んでる、日々リュートから逃げているフルート姫が大好きなクラーリィとか。
 何の因果かシコードに惚れちゃったクラーリィとか。
 コルネットと平和的日々を過ごしてる普通のクラーリィとか。

 他所ではあんまり見かけないちっこいクラーリィもいる。リュート王子が大好きでいつも王子の回りをちょこちょこしている。最近は眼鏡っこ属性まで手に入れたらしく、王子を初めとして周囲の人間に猫かわいがりされている。







 な、なぜおじちゃん…
 だって俺リュート王子より年下…
 あ、そうか、このチビクラは十五年前で時が止まってるから、俺は…それにしたってそりゃないだろう、俺二十代前半だぜ?お前より年上の子供作れるわけ無いだろ、なあ、クラーリィ…
 ああっ、可愛くない!!



 気を取り直して。



 と、いうわけで探すことにした。歩く度にホルン様と甘々してるクラーリィとか、気まずい沈黙を享受してる微妙な関係のままのシコードとクラーリィとか目に入ってきたけど、全力で忘れようと思う。



 あっ、あんなところにフリー(っぽい)クラーリィ発見!

 駆け寄るサックス。振り向くクラーリィ。
「クラーリィ!!」
 おまえこそ俺を愛してくれるよな!と言う前に、クラーリィが不機嫌そうに口を開く。
「遅いぞ」
「ああ…待たせて悪かった」
 もう放さないぞとか、とにかく甘ったるい口説き文句を言ってやろうと口を開いて、なのにクラーリィに遮られる。
「俺を待たせるとはどういう魂胆だ」
「ごめんって」
 胸の前で手を合わせて、ごめんごめんと繰り返す。なのにクラーリィは一向に機嫌を直そうとしない。

 あれ、普通恋人同士ならこの辺で機嫌直してくれるんじゃ…

「…クラーリィ、何でそんな冷たいの…」
 聞かなきゃ良かったその言葉。







***


お粗末様でした。
サックスに彼の望むような甘々な日々が果たしてやってくるのか!?

今更ですが、うちのサイトの文章群に特に横のつながりはありません。ホルン様に手を出しつつシコードをいぢめてるwとかそういうことはないのです。

ツン:デレ=90:10くらいなんじゃないかな、サックスに対してだけ
コルやホルン様にはデレ100%の現金クラーリィ




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